クローゼットを清潔に保つ虫除けアロマ。衣替えの季節に。

春は、クローゼットの大掃除に最適な時期。

今年は植物のたすけを借りて、こころと洋服を清潔に保つクローゼットの模様替えをしてみませんか?今日は、衣蛾などの害虫から大切な衣類を守る天然アロマとその使い方をご紹介します。

 

洋服ダンスやクローゼットには「木」の香りを。

 

Aromatic idea for Japanese wardrobe

衣類や貴重品を収納するタンスやワードローブの多くは木材で作られていますよね。特に天然木で作られたものほど良質とされており、日本では、特に桐ダンスが有名です。これは、天然木には、防虫、防腐、殺菌作用が備わり、湿気を抑える耐久性が衣類の保存に適しているからだと言われています。

その防虫、防腐、殺菌作用に関わっているとされるのが、木に宿る天然精油。つまり、精油を用いることで、衣類を害虫から守ることが可能になります。

 

ダニ除けにシダーウッド

 

レッドシダーボールをサシェに入れ、ハンガーやクローゼットのレールにつるします。精油で香りをつけることも可能。

サンダルウッド(白檀)やパインなど木の精油は往々にして、殺菌、抗菌作用に優れ、天然の防虫効果がありますが、その中でも、シダーウッドのダニ除け作用を特記しておきましょう。シダーウッドには多くの品種がありますが、レッドシダー(juniperus virginiana)に含まれるセドロールにダニ殺菌作用があるという実験結果がでています。レッドシダーを加工した、シダーボールやブロックも市販されていますので、それらをクローゼットや押し入れ、タンスに忍ばせれば、洋服へのダニ防止に活用できるでしょう。精油で香りづけすれば更に効果的です。

ちなみに、同じ杉でも、ヒマラヤスギ(Cedrus deodara)の精油はイエバエの駆除に適していると言われています。

 

シロアリ駆除にベチバー

 

消臭効果のある竹炭を粉末にして小瓶に入れ、精油の香りを忍ばせる。ビンを和紙やレースなどで覆ってタンスや靴箱、クローゼットの隅に置きます。

ベチバーに含まれるベチボンにシロアリ駆除効果があると報告されています。ベチバーは香りの持続力が高く、なんとその忌避効果は非常に低濃度(希釈率0.0025%!)で作用すると言われています。このレポートでは、他にもクローブバッドのシロアリに対する殺虫力にも言及されています。その他にもベチバーにはゴキブリやダニを寄せ付けない効果もあるというレポートもあります。ベチバーは濃厚で癖のある香りですが、アロマのブレンドに少し忍ばせることで、香りの良い保留剤になります。低濃度でも虫除け効果を発揮してくれる優れものですから、ベチバーの香りが苦手な方でも、ブレンドにほんの少し加えるだけで、虫除け効果と香りの持続作用というふたつの役割を同時に果たしてくれる優れた働きが期待できるでしょう。

 

イガ駆除に樟脳

 

冬ものセーターなどの保管には強めの香りと一緒に真空パック!写真は市販の天然カンファー(樟脳)です。

樟脳は日本でもおなじみ。衣服を次の季節まで虫食いから守り、保管するときに使う防虫剤です。樟脳はクスノキから採れる天然精油で、イガ、及び、その幼虫に忌避作用があるとレポートされています。その他、ゴキブリやネズミの駆除にも良いと言われています。樟脳は、そのシャープな香りが特徴ですが、カンファーが入っているため、てんかんや妊娠中の方、お子さまが多くの臭気を吸い込まないように注意する必要があります。

 

「木」の香り以外のクローゼットの虫除けアロマ

 

ティーインフューザーに虫除け精油を浸み込ませたコットンやポプリを入れると、クローゼットがちょっと可愛らしくなりますね。

ハーブにも、クローゼットにお勧めの香りがあります。ペパーミントとオイゲノールにはイガに対する忌避作用が確認されています。オイゲノールは、クローブの主成分ですから、樟脳の代わりに、ペパーミントやクローブを利用することも可能でしょう。

また、イギリスでは、衣類の虫除けには、伝統的に、ラベンダーサシェが用いられています。衣類に付着する害虫であるカツオブシムシに対するマイルドな虫除け作用があり、香りに癒し効果もあるので、出し入れの多いタンスの引き出しなどに、ラベンダーを忍ばせると良いかもしれません。ラベンダーの香りに優しく包まれた日用品で、毎日の暮らしがより豊かに笑顔で過ごせるようになるのではないでしょうか。

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