夏に痛んだ髪を甦らせる!ヘアケアオイル

植物油を用いて髪や頭皮をケアする「オイルヘアケア」は、昨今、すでに市民権を得た感じがありますが、植物油の分子構造の違いや成分の効能により、頭髪の働きかけに違いがありそうです。

hair care

今日は、ヘアケアにお勧めの植物油を探ってみましょう。
 

ヘアケアにお勧めの植物油

 

ヘアケアに挙げられるオイルの代表的なものは、ココナッツオイルです。事実、数多くの研究がされており、髪のプロテイン不足を補う唯一の植物油と言われています。

Coconuts oil

これは、ココナッツオイルの主成分であるラウリン酸が、低分子量かつ直鎖状構造で、毛髪タンパク質との親和性が高く、髪の内部に浸透することができるためではないかと考えられています。

また、髪のキューティクルの形成にも役立つと認められています

一方、炭化水素からなるミネラルオイル(鉱物油、ベビーオイル)は、タンパク質に対する親和性がなく、髪には浸透せず、また、植物油であるひまわり油も同様、分子構造が複雑で髪の繊維まで浸透せず、両者とも髪のプロテイン不足の改善に働きかけないとの結果が出ています。

とはいえ、ミネラルオイルやヒマワリ油には皮膜効果があり、キューティクルの表面に吸着して髪につやを与え、摩擦を減らして毛のダメージを防ぐとされており、ぱさつきや枝毛の改善に役立つオイルと言えるでしょう。

Vegetable oil

ヘアケア化粧品によく使用されているポピュラーなオイルであるアルガンオイルは、ビタミンEやポリフェノールなど強力な抗酸化物質が豊富に含まれ、皮膚の弾力性の改善や老化防止に役立ったり、抗炎症作用や美白作用もあるという研究結果はありますが、実は、ヘアケアに対する効果にはデータが不足しているのが現状です。

これらのことから、アルガンオイルは、スキンケアに非常に有効であり、頭皮のダメージ回復に役立ちそうです。また、髪のコーティングして、つやを与えて乾燥を防ぐ効果もあるでしょう。

その他、日本人にとってよく耳にする「つばき油 (Camellia japonica)」はオレイン酸を80%以上含む植物オイルです。オレイン酸は人間の皮脂にも含まれる脂肪酸なので、皮膚によくなじみ、皮脂バランスを整えながら、頭皮の乾燥を防いで、かゆみやフケを抑える効果があると言われています。

実は、こちらも、抗シワ作用や抗炎症作用など、皮膚のアンチエイジングやダメージ回復に功を奏する優れたオイルと言えますが、ヘアケアに対するデータは少ないのが実際のところ。

アルガンオイルと同様、頭皮の健康を促す目的でヘッドマッサージオイルなどとして利用すると良いでしょう。また、つばき油はオレイン酸が主成分なので、乾燥した頭皮に用いると更に効果的と言えそうです。

最後に、コメ油には、毛髪の成長を促すというレポートがあります。こちらは、薄毛の改善や育毛に更なる研究成果を期待しましょう!

 

まとめると・・・

 

髪のトリートメントには、ココナッツオイルが良さそうですが、ココナッツオイルの香りが気になるなど、普段使いに適さない場合は、頭皮の改善や髪のパサツキ、また、枝毛や後れ毛をまとめる目的で、椿油やアルガンオイルなどの植物油を利用すると良いのではないでしょうか。ただし、髪がべたつかない程度に分量に注意しましょう。

次回は、ココナッツオイルを用いたヘアケアバームのレシピとその使い方についてまとめてみます。

 

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