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アロマでPM2.5対策

March 1st, 2019

PM2.5

「PM2.5」が健康に及ぼす悪影響やその防止対策をしばしば耳にすることが多くなった近年ですが、この空気中に潜む微小粒子状物質は、春先がピークと言われています。

今日は、PM2.5に対するアロマセラピーの可能性についてお話したいと思います。

P.M2.5とは

PM2.5とは、力学的直径が2.5μm未満の微小粒子状物質で、髪の毛の1/30の太さ、花粉よりも小さく、 空気中の濃度の濃さにより、健康被害が出る可能性が高くなるものであるが故、注意喚起されています。

主に、喘息や気管支炎などの呼吸器系疾患をもたらす可能性があり、健康状態によっては、肺炎や肺がん、また、循環器疾患への健康リスクも懸念される大気汚染物質のひとつと考えられています。

アロマセラピーの可能性

PM2.5による大気汚染被害の防止対策として、アロマセラピーの可能性を期待する興味深い研究をご紹介します。

この実験で使用された精油のブレンドは、ミント、ユーカリ、スプルース、フランキンセンス。
これらが混合された精油成分が、実験PM2.5に起因する呼吸系疾患の炎症の軽減につながったとの実験結果がレポートされています

別のレポートでも、ミントには、鎮痛効果、ユーカリにも、抗炎症作用や鎮痛作用がいくつかレポートされており※1※2、また、抗ウィルス作用を認める実験結果もあります。

また、フランキンセンスとスプルースには、αピネンを含むので、森林浴効果も期待でき、免疫力を高めて、リラックスとリフレッシュに役立つでしょう。
他には、 フランキンセンスにも抗炎症作用が証明されていますし、常緑樹から抽出されるスプルースは、酢酸ボルニルを含み、呼吸器系の炎症を和らげる効果が期待できます。

これらのブレンドが呼吸系疾患の炎症の軽減に効果的であるのは納得がいくところです。

ディフューザーでアロマを拡散

Aroma diffuser

実験で使用されたブレンドもお勧めですが、今回はスプルースの代わりに、酢酸ボルニルを含む和精油のヒノキを使用して、ブレンドアロマを作成し、ディフューザーで空間を香らせました。

PM2.5対策用アロマブレンド

材料
  • ペパーミント 1滴
  • ユーカリラディアタ 2滴
  • フランキンセンス 1滴
  • ヒノキ 2滴

ご使用されるディフューザーのインストラクションに従い、寝る前、リフレッシュしたい時、空気を入れ替えたい時など、必要時に、心地よいと感じる程度の頻度で使用しましょう。また、お部屋の十分な換気とディフューザーの衛生には気をつけましょう。