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安全で効果的なケミカルピーリングとは

June 29th, 2013

ケミカルピーリングとは、古い老化角質を取り除くことで、新しく健康できれいな皮膚細胞の成長を助長することを目的としたフェイシャルトリートメントですが、その効果と安全性は、基材となる酸の種類により異なります。

私たちの皮膚は、いくつかの層から成り立っており、そのうちの一番外側の層を角質層が、外部からお肌を守るバリアー機能の役割を果たしています。また、角質層は保湿成分を満たして皮膚の乾燥も防いでいます。

強いピーリングなどでこの角質層のバリアーが剥離されると、肌は保護膜を失って、外部にさらされてしまいますので、肌が敏感に反応しやすくなり、赤みや腫れといった形で皮膚に炎症を起こしてしまいます。
反対に、何らかの理由で角化作用が遅れ、角質層に老化角質が蓄積した場合も、化粧のりが悪くなったり、くすみの原因となります。

よって、お肌にとって理想的なピーリングは、過剰な老化角質は取り除きつつも、皮膚機能を維持するために、バリアーを剥離するほどの強力な酸は避けるべきと言えます。

エンビロンクールピールで用いる「乳酸」は、本来、肌細胞内にも含まれているため、皮膚になじみやすいマイルドな酸が特徴です。
加えて、液状ではなく、ジェル、あるいは、クリームの形状で、肌深層部への浸透を防ぎながら、塗布時間や回数を調整することで、安全で効果的な施術を可能にしています。

乳酸は、肌のPH値を調整し、皮膚のグロスファクター(体内でコラーゲンやエラスチンの生成を助長する細胞再生因子)を増やす働きに優れています。

赤ニキビや吹き出物がいつまで経っても治らないようなお肌は、アクネ菌など、ニキビの原因となる菌が過剰発生しやすい皮膚環境(肌のPH値が6.0~8.0)に傾いている可能性が考えられます。
乳酸は、肌のPH値を4.5~6.0の弱酸性に調整し、菌の繁殖を防いで、肌を清潔に保つので、ニキビや吹き出物の解消に役立ちます。

また、乳酸はグロスファクターを刺激するので、細胞を活性化させ、新しく引き締まったなめらかなお肌を作る手助けをします。これは、太陽の浴びすぎで肌表面がごわごわし、シワや小じわが目立つ肌、また、くすみに効果的なトリートメントとなります。

エンビロンクールピールトリートメントの事前ケアについてはこちらをご参考ください。

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