5分でできる冬の健康管理 |寒さがもたらす心身への影響
今年は例年に比べると温かいロンドンですが、まだまだ春は遠い。
寒さは心身のエネルギーを浪費させるので、冬は、家に引きこもりがちになる、食べる量は増えても、運動はしないなど、“エネルギーを減らさないようにする”省エネ生活をチョイスしてしまいがちになります。
冬は「省エネ暮らし」ゆえに、からだのエネルギーが代謝されず、からだは一向に冷えたまま。
また、免疫力も下がりますので、風邪も引きやすくなってしまいます。
活力源がありませんので、常に眠く、やる気も起こりません。なるべくエネルギーを消費しないようにと、面倒を避けて、物事を後回しにしてしまいがちになり、何事も片付かなくなります。 そして、それらはネガティブなエネルギーとしてどんどん体内に蓄積されていき、やる気のなさ、不安感や焦燥感、自信の欠如などの精神的なアンバランスも招いてしまうのです。
冬にありがちな症状と落ち込みパターンですが、心当たりはございませんか?
冬を保存食で乗り越えられるのは、もはやキリギリスのみ。 人間には応用できません。
冬はつとめて(=早朝)が良いとかの清少納言も言っております。朝起きて、家の近所を5分間散歩してみましょう。一日のうちで一番新鮮なエネルギーを心身に取り込むことができます。寒いときこそ、新鮮なエネルギーを取り入れて、それを活用するように心がけましょう。
からだの「くび」とは、首、手首、くびれ(胴回り)、そして、足首の4つですね。
これらの箇所は、からだの線が細くなっているので、血行不良になりやすい=冷えるところ。逆に、これら4箇所が温かいと不思議とからだはぽかぽか感を得られるものなのです。
首にはマフラー、手には手首が隠れる長めの手袋、腰は腹巻、足はレッグウォーマーで、無駄なからだのエネルギー消費を抑えつつ、新鮮な外の空気を十分に吸い、よく食べ、よく動き、よく眠る。
冬は特にエネルギーの活性と貯蓄する方法に焦点を当ててみましょう。
では、次の記事で、冬の冷えによる諸々の不調に役立つアロマレシピとその方法をご紹介します。