お肌の衣替えに。クレイマスクで簡単自宅エステ。
季節の変わり目に起こる気温や日照時間など環境の変化は、心身に大きな影響を与えます。それに伴い、お肌に何らかの変化があっても全く不思議ではありません。季節の変わり目に、皮膚のざらつきやくすみが気になりはじめたら、お肌も衣替えをするサイン。
今日は、季節の変わり目に感じるお肌にまつわるエトセトラを全てまとめてリセットさせるクレイマスクを用いた自宅エステ術のご紹介します。
色や原産地により様々な呼称や種類がありますが、粉末の天然粘土です。フェイスパックをはじめ、ボディパウダーや入浴剤等々、応用範囲が広く、美容効果に優れたスキンケアアイテムです。
クレイは、一般的には色に応じて、成分が異なり、様々な効果が期待できますが、肌質問わず使えるホワイトクレイが一番使いやすいでしょう。粉末は白色で、産地や成分の違いで、カオリンやモンモリオナイト、ベントナイトとか言われるものです。
全てのクレイに共有する最も特徴的な働きは、皮膚の老化角質や余分な皮脂を取り除く作用。毛穴の黒ずみ、肌のざらつきやくすみを感じるときに利用すると、毛穴の掃除とお肌のトーンを一段階明るくし、皮膚表面をなめらかにしてくれます。
アロマセラピー専門店などで手軽に購入可能で、長持ちするものなので、常備しておかれても良いかもしれません。フランスのアルジレッツ社のクレイはおすすめですよ。
では、今日は、ホワイトクレイ(カオリン)を用いて、汚れとくすみをすっきり取り除くクレイマスクをご紹介します!
基本的なクレイマスクの作り方と塗布方法
- 小さじ4のクレイをとります。
- 小さじ1のぬるま湯を加えます。
- 1と2をよく混ぜあわせます。
- なめらかになったら頃合い。
こちらを、顔全体に塗布して、10~15分ほど置いて、ぬるま湯で洗い流します。
- クレイに混ぜるぬるま湯の代わりにローズウォーターなどの芳香蒸留水を用いると美容効果がアップします。
- 肌状態や好みに合わせた精油を一滴加えると、美容効果やリラックス効果が高まります。
- お肌が全体的に乾燥していたり、くすみや疲れが目立つ場合は、マスクは全体に均等に厚めに塗布。
- お肌が混合肌の場合は、皮脂が多い部分は薄めに、乾燥部分は厚めに塗布。
- お肌の黒ずみが目立ったり、にきびが気になるとき、また全体的にオイリー肌の場合は、全体的には薄めに、炎症箇所や黒ずみ部分のみ厚めに塗布。
と、肌質や肌状態に合わせて、クレイマスクを塗布する量を調整してみましょう。
クレイは余分な皮脂を吸着する効果があるので、ディープクレンジングに最適ですが、一方で、ミネラルも豊富なので、お肌の栄養補給と活性化にも働きかけます。クレイを薄めに塗布すると、皮脂を素早く吸着し、毛穴の引き締めに働きかけます。また、クレイを厚く塗布すると、皮膚の保湿効果やクレイのミネラル成分による肌代謝が高まるでしょう。汚れを取りたい部分は、しっかりクレイで吸着させるように、そして、乾燥や労わりたい部分は栄養を与えるようにたっぷりと塗布して、お肌に必要な使い方をしてあげるとより効果的です。
こちら、クレイや泥配合の市販のフェイスマスクにも応用できる方法ですので、ご参考くださいね。
クレイマスクは、クレンジング、栄養補給、活性が同時にできる優れもの。お肌のざらつきやくすみ、疲れが気になるときに、自宅で手軽にお肌エステを楽しんでみてください。