9月は、朝夕が涼しくなるにも関わらず、日中は残暑が残る日もあったりと、体調管理に十分配慮したい時期です。

過ごしやすい秋の気候になったにも関わらず、身体のだるさや冷え、食欲不振や頭痛、また、気分の落ち込みや睡眠不足などの不調を感じたら、それは、「秋バテ」かもしれません。

これは、夏の食生活や冷房環境などで頑張りすぎた身体が、そのまま、季節の変わり目特有の寒暖差や低気圧の影響を受け、自律神経が乱れて、免疫力を低下することが原因と言われています。

まずは、身体を温めて、栄養たっぷりの食事と休養をし、生活リズムを整えましょう。

9月は、心身に滋養強壮作用と自律神経調整作用のある精油で、倦怠感を解消し、心身の調子を整えながら免疫力を高めるアロマブレンドをお勧めします。

ベチバーの根から抽出される香りは、大地を感じさせる独特な力強さがあり、心身の疲労感や倦怠感におすすめの精油。
一度立ち止まって休ませてくれる、そんなエネルギーを宿すアロマです。
不安や不眠症の軽減にも作用するとのレポートもあります※。

ベチバーの力強さを受け止める香りにフランキンセンスをあげたいと思います。
フランキンセンスは、免疫力アップに役立つ精油で※、特に心身ともに疲弊し、体調が長らく優れないような時に、自分自身を取り戻すサポートをしてくれるでしょう。

ラベンダーは自律神経の調整に※。眠りの質を高めてくれるでしょう。

そして、夏が終わり、秋が深まっていく準備として、消化器系の働きを高める柑橘系の精油をひとつチョイス。
今回は、ベチバーとフランキンセンスのブレンドに軽さと明るさを加えてくれるスウィートオレンジをブレンド。
先述のラベンダーとともに、甘酸っぱい爽やかなオレンジの香りは、抗不安作用があるとされ※、軽やかな気分をもたらしてくれるでしょう。
また、主成分のリモネンには、免疫力を高める作用があり※、疲れた心身を回復に役立ちます。

秋バテ解消ボディオイル 

• 材料
  • 植物オイル　30ml 
  • ベチバー　3滴
  • フランキンセンス　3滴
  • ラベンダー　4滴
  • オレンジ　6滴
• 作り方
  1. 容器に植物オイルを入れる
  2. 1に精油を1滴づつ、香りを確かめながら加えて、良く混ぜて出来上がり！
• 使い方
  • マッサージオイルとして、疲れた手足をよくもみほぐしながら、全身に塗布。
  • 塗布後に、入浴すれば、バスオイルがわりにもなります。
  • ロールオンとしても使用できます。

自家製ボディマッサージオイルで、セルフマッサージをすることで、秋の夜長に自分自身の体を労わってあげてください。