「あるもの」で、肌の不調を一晩で解決!| ODT法
November 9th, 2016
日焼け後のダメージ肌や、肌荒れ、粉ふきいものような乾燥肌…。こんなお肌の不調を早々に回復させたいときにおすすめの方法をご紹介します。
ラップ二枚で解決です!
通常のクレンジング、化粧水で素肌をきれいに整えた後、普段使ってらっしゃる保湿クリーム、または、ホボバオイルなど抗炎症作用のある植物オイルを、お肌に厚めに塗布。
その上に、鼻の上からおでこまでと鼻下から顎(または首)の2枚に分けて、サランラップを密着させるようにしっかり貼り、そのまま5~10分放置。
その後、ラップを外して、そのままか、余分な油が気になるようであれば、ティッシュオフしてください。
これをODT法と言います。
ODT法とは、Occlusive Dressing Technique と言い、本来は創傷を包帯で密閉する処置法で、それを美容に利用しているんですね。皮膚を密閉させることで、表面からの水分蒸発を防ぎ、”天然のスチーム効果”を作ります。そうすることで、肌を柔らかくしたり、有効成分の浸透を高めることができるようになります。
肌荒れや日焼けのダメージ肌は、往々にして、皮膚のバリアー機能が弱り、肌が敏感になっています。ラップで皮膚を覆うことで、外との接触を防ぎ、”炎症”の治りを早めるとともに、皮膚を保湿して保護力も高めます。
また、乾燥や老化が気になる方は、お肌に栄養補給する美容液を塗布した上にクリームを重ね、ODT法すれば、お肌の保湿と活力をあげる即席のフェイシャルパックが仕上がり、肌のしっとり&モチモチ感を実感できるでしょう。
ODT法は、応急処置法から生まれ、サロンやスパのプロフェッショナルトリートメントでも利用されている優れた美容法です。