HOME > トリートメントの詳細エンビロン > ニキビに効くスキンケア法 | エンビロン

ニキビに効くスキンケア法 | エンビロン

September 1st, 2020

ニキビの原因ニキビの種類を理解したところで、いよいよ、ニキビに効果的なスキンケアを実践していきましょう。

 

ニキビに効くスキンケア

ニキビ肌には、次の3つのポイントを中心にスキンケアを行います。

  1. 炎症を緩和する
  2. 皮膚を清潔に保つ(pH値を弱酸性に保つ)
  3. 皮脂分泌をコントロールする

 

炎症を緩和する

結論から言えば、ニキビ肌用のスキンケアには、ホホバオイルとティーツリーが鉄板アイテム。
ここに、症状に応じては、サリチル酸の力を借りて、炎症を早めに抑えていくというのが、一番近道で効果的なニキビケアではないかと個人的に思っています。

ホホバオイルは、皮脂と同様の成分が含まれていて、お肌に馴染みやすい点と、高い抗炎症作用があるので、どの段階のニキビにも有効です。
ニキビができやすい脂性肌にオイルを塗布するという、一見矛盾したようなアイテムですが、ニキビは、過剰に分泌した皮脂が毛穴に詰まり、アクネ菌の増殖によって炎症化した症状。
つまり、皮脂になじむホホバオイルは、毛穴を詰まらせるどころか、毛穴に詰まった皮脂の排出も促してくれるものになり、ニキビには、ジェルやクリームよりも、より効果的な形状になります。

ティーツリーは、アクネ菌に対する抗菌作用が示されており、炎症化したニキビに効果的です。

白ニキビ、黒ニキビが出来やすいオイリー肌には、ホホバオイルのみ、また、ところどころに赤ニキビがあるような症状の方は、ティーツリーを加えて、部分的にケアしていくと良いでしょう

エンビロン セブACEオイルは、ビタミンA,C,Eと共に、ティーツリーオイル配合のニキビ肌ケア用オイル

次に、サリチル酸は、皮脂腺まで届く浸透力のある殺菌効果抜群の酸です。
つまり効果は強力なので、扱いに注意が必要ですが、ひどい炎症のニキビには非常に効果的な成分になります。
症状が赤ニキビから黄ニキビに至る方で、サリチル酸アレルギーがなければ、サリチル酸配合化粧品を検討されてもいいのではないかと思います。

乳酸、サリチル酸、ティーツリー配合のエンビロンニキビ肌用角質ケアマスク「セブクリアマスク」炎症を抑えて、ニキビ肌の早期改善に役立ちます。

皮膚を清潔に保つ(pH値を弱酸性に保つ)

ニキビ肌には、きっちり洗顔とトーニングを続けることは重要なステップです。
これは、お肌のpH値を整えていくことで、皮膚常在菌を正常に保つようにするため。
乳酸は、pH値の調整に非常に役に立ちます。
特に、ニキビ肌には、殺菌、抗炎症作用と老化角質の排泄を促す角化作用を高める乳酸、グリコール酸、また、サリチル酸が入った化粧水が働きかけるでしょう。

Botanical-Infused-Sebu-Tone-Clarifier

乳酸、サリチル酸、ティーツリー配合のエンビロンニキビ肌用トナー。赤ニキビ、黄ニキビの方におススメです

ただし、これらの酸に敏感なお肌の方は、ローズウォーターからはじめてみられてもいいでしょう。
ローズウォーターはバラから抽出される蒸留水で、弱酸性で抗炎症作用が期待でき、ニキビ肌の化粧水としても利用できると思います。

 

皮脂分泌をコントロールする

皮脂分泌調整のために、スキンケアでできることは、角化作用を正常にし、アクネ菌の調整をすることにつきるので、皮脂腺の働きを正常化し、角化作用を促すビタミンAが、ここでもニキビ肌の改善に働きかけるでしょう。

炎症後の赤みのあるニキビ跡には、ティーツリーは入っていないビタミンA,C,E配合オイルを利用するのもコツです。

ニキビ肌に、クリームは毛穴の詰まりの原因になりかねないので、オイルベースをお勧めします。

ニキビに良い食べ物・サプリメント

最後に、ニキビケア用のサプリメントのお話も加えておきます。
サプリメントは、懸念される方も多いですが、ニキビに関しては、効果が分かりやすく出ると思いますよ。

もし、ご自身のニキビがスキンケアで思った以上の効果が見られない場合は、内側から皮脂分泌の調整に働きかけるよう、サプリメントを検討されても良いでしょう。

男性ホルモン過多による大人ニキビの発生過程をより具体的に説明すると、皮脂細胞内のアンドロゲンレセプター(男性ホルモン受容体)から受け取った男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素の働きにより、DHT(ジヒドロテストステロン)に転換され、このDHTが皮脂分泌を促すことが、ニキビの原因となると言われています。
男性ホルモンの過剰生産はニキビの発生因子ではあっても、皮脂分泌を促す直接的なホルモンではないんですね。

よって、亜鉛などの5αリダクターゼの酵素を抑える*、あるいは、ジインドリルメタン(DIM)などのDHTの分泌を抑える成分*が入ったサプリメントがニキビの改善に役立つと言えるでしょう。

他には、ニキビには、腸内環境の整備が功を奏する時もあります。
便秘がちの方、ストレスが消化器系の不具合に繋がる方、また、何をやってもニキビがきれいにならない方は、腸内環境の整備を見直してみると良いかもしれません。
サプリメントでは、プロバイオティクス、食事では、発酵食品の納豆などがお勧めです。

また、ニキビには、皮膚修復に役立つビタミンA、抗酸化作用のビタミンC&E、そして、ビタミンB群もしっかり補給しましょう。
糖質、脂質を多く摂りすぎてしまう方は、過剰な炭水化物、肉類、甘いものなどを控える一方、青魚に豊富に含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)の必須脂肪酸を補給するようにしてみましょう。
また、お魚にはビタミンB群も多く含まれるので、体内の脂質やコレステロール値を下げ、ニキビの改善に役立つでしょう。
その他、ブロッコリー、トマト、豆腐(大豆製品)、ほか、海藻類もお勧めです。

関連記事 : 大人のニキビケア | 原因と対策

関連記事 : ニキビの種類 | 白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビ