10月の香り | 食欲の秋-消化器系を調整する精油ブレンド法
秋は、新米をはじめ、きのこ、栗、秋刀魚などなど旬の味覚が盛りだくさんですね。
食欲が増し、美味しいものを食べると、脳が活性化して、幸せホルモン「セロトニン」の分泌が盛んになるとも言われています。
今日は、消化器系と心に働きかけ、「食の秋」をさらに楽しむ精油とそのブレンド法をご紹介します。
ストレスによる胃腸の疲れを癒しながら、消化器系の働きを助ける精油は、以下4つに分類される植物から抽出される精油をブレンドすると良いでしょう。
1.種子系
フェンネル、カルダモン、キャラウェイ、アニシード、コリアンダーなど。
種は生命力の根本。豊かなエネルギーで、グラウンディングパワーを高めてくれます。
種子から抽出される精油は、主に消化器系の不調の改善に役立ち、全体的な活力をアップしてくれるでしょう。
2.柑橘系
スウィートオレンジ、マンダリン、レモン、グレープフルーツ、ライム、ベルガモットなど。
柑橘系精油の特徴的な香り成分であるリモネンは、代謝を活性化し、老廃物の排泄に役立ちます。
また、果実の爽やかな香りは、心を軽やかにし、緊張をほぐしてくれるでしょう。
3.ハーブ系
カモマイル、ペパーミント、ラベンダー、マージョラム、タイム、ローズマリー、クラリセージなど。
ハーブ系は、往々にして、調整機能に役立ちます。
ストレスから来る胃腸の不具合や、炎症、胃痙攣などの改善にも。
4.スパイス系
ブラックペッパー、ジンジャー、シナモンなど。
温め、活性化させる作用に優れています。
血液循環を良くし、肝機能の改善や脂肪蓄積を抑える働きにも効果的です。
- セサミオイル 30 ml
- 下記の精油
- カルダモン 1滴
- スウィートオレンジ 3滴
- マージョラム 2滴
- ラベンダー 2滴
- ジンジャー 1滴
- 遮光瓶にセサミオイルを加える。
- 1に精油を1滴づつ、香りを確かめながら加えて、良く混ぜて出来上がり!
- 主に、みぞおちからお腹を、呼吸に合わせてマッサージします。
- お腹のマッサージのやり方はこちらをご参照ください。
食べ物の消化吸収は、思考と連動しているとも言われています。
消化器系を整えるアロマは、ごちゃごちゃになった考えをスッキリさせ、頭の中のアイデアの整理整頓にも役立つ香りにもなるかもしれません。