皮膚の乾燥や背中のニキビに | 死海の塩(デッドシーソルト)のこと。
さて、今日は、アロマバスソルトの主成分に使用される「自然塩」についてのお話をしましょう!
自然塩をお風呂に加えると、塩のミネラル成分が蒸気に溶け込み、健康効果を高めます。こちらのブログでは、手に入りやすい3つの塩(死海の塩、エプソムソルト、ヒマラヤンソルト)について、その効果と利点を書いていきたいと思います。
では、まず最初は、自然塩と言えば・・・最もよく知られているであろうと思われる「死海の塩」から。死海の塩は、デッドシーソルトともいい、イスラエルの死海から抽出される自然塩で、ヨーロッパではその湿疹や乾癬などの皮膚に対する治療効果がレポートされています。
死海の塩はマグネシウムを多く含み、それが、皮膚のバリアー機能や保湿効果を高め、また、皮膚の炎症を抑える作用に役立つとされています。背中のニキビや肌の乾燥に、お勧めのお塩ですね。
死海は、他の海に比べ、約7倍ほど塩分濃度が高く、ミネラル分も格段に多いと言われています。具体的には、ナトリウムが少なく、マグネシウムが多いことを意味し、これが、死海ではからだが浮く理由のひとつになっています。
毎日お風呂に入浴される方は、約100gの塩をバスソルトとして加えてみましょう。たくさんの量を加えて、のぼせや脱水症状の原因になってはいけませんので、量は適宜加減してください。ぬるま湯に20分ほどつかり、ゆっくりリラックス。入浴中に水を補給すると汗の出がよくなり、代謝が高まります。夜の入浴後はカモマイルティなど気持ちを落ち着けるハーブティを飲むと、睡眠の質があがり、美肌効果も高まるでしょう。
また、死海の塩はボディスクラブとしても使えます。自然の塩は、肌によくなじみ、お肌もつるつるに。お塩はお湯に溶けますので、ひじやかかとなどざらつきが気になる箇所を中心に、お湯で濡れたお肌に塩をゆっくりなじませてスクラブしましょう。また、お塩にハニーやオイルを加えてスクラブ剤を作っておいてもよいでしょう。
次のブログでは、エプソムソルトについてお話します。