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春に必要なスキンケアのポイント。| 肌荒れ、吹き出物、毛穴の開き

March 18th, 2017

3月は、冬から春へ移り変わるエネルギー転換期。体調を崩したり、眠気や倦怠感を感じたりと、何かと心身にも変化が出てきます。季節の変わり目は、皮膚にも影響を与えます。肌がざらつく、吹き出物が出る、毛穴が目立つ、また、かさつき赤くなるなど、何かお肌に変わった様子はありませんか?

今日は、春の到来をベストな状態で迎えるための、スキンケアのポイントをお伝えしたいと思います。

Spring skin care

 

季節を後追いするお肌

 

気づかれたことありますか?乾燥がピークになる真冬よりも、冬の終わりから早春にかけての方が、お肌の調子が悪くなること。

これは、お肌は、季節の変化に対して順応しつつも、目に見えて表れるまでには、しばらく時間がかかるため、肌は季節を後追いする形で変化するからです。

つまり、今の肌状態は、現在の環境のみならず、1~3ヶ月前の季節やケアの影響を受けているということ。よって、冬の間に保湿や栄養補給を怠ってしまった肌は、代謝が衰え、免疫力が下がりがちになり、お肌が季節の変化に順応しきれず、肌表面に何らかの症状が出てきてしまうのです。

スキンケアは、①今の季節に応じた肌ケアと、②来たるべく季節に備えての肌予防が理想的な形となります。

 

まずは、洗顔を見直してみましょう。

 

春先にお肌がざらつく、吹き出物が出てくる、毛穴が目立つような肌状態のときは、気温や日照時間の変化に皮膚の代謝や皮脂分泌のバランスが乱れ、結果、お肌の汚れや化粧崩れを感じやすくなります。春先の肌不調には、クレイマスクやスクラブを用いて、お肌をキレイにし、やさしく肌代謝を高めるディープクレンジングをしてみましょう。普段使いされているクレンジングミルクがあれば、クレイを加えるだけで、お肌にやさしいスクラブ洗顔料に変化させることが可能ですよ。

Washing skin

かさつきや赤みには、オイルパックで保湿栄養補給を。

 

また、お肌に赤みやかゆみを感じる時は、まずは炎症を抑えて、お肌の潤いを保つことが大切です。皮膚の鎮静化には、抗炎症作用の高いカレンデュラオイルやホホバオイルなどを塗布してシンプルにケア。また、これらのオイルの塗布後にお肌をラップで覆うODTパック法は潤いの保持に役立ちます。ODT法に関してはこちら

Clendura

 

一方、次の季節への予防として「UV対策」をお忘れなく。

 

「肌の季節後追い説」に従うならば、春先のお肌は冬の影響を受けているため、肌色が最も明るくきれいな状態です。(だからこそ、急に出てきた太陽光線に、冬の間に薄くなったお肌が敏感に反応し、肌荒れをしてしまう可能性もあると言えますが…。)紫外線は一年中ありますが、春から夏にかけて量が増えていきます。また、これからは花粉も舞い散る季節です。春の陽気に気分も肌も明るくなっておられることでしょうが、決してお肌を無防備な状態になさいませんように。

春はお肌の保護に日焼け止めを一新するのに最適な時期です。日焼け止めは、UVAプロテクション作用に加え、SPF15のパウダーファンデーションかおしろいを午前と午後2回ブラシでサラッと塗り直すのが理想。日焼け止めの選び方に関してはこちらの記事をご参照ください。

Mineral make up

 

春はお肌も衣替えのサイン。フェイシャルトリートメントも絶好の季節ですよ。肌に心地よい変化を与えて、気持ちよく春を迎えましょう。